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中学の同窓会で31年ぶりに再会した男女の物語。

右耳が不自由なために、卒業式の前日に女生徒から、すれ違いざまに耳元で告白された言葉が伝わらなかった主人公。そのときの気持ちを持ち続ける女性が同窓会以降、再度、想いを伝えていく。

東京への単身赴任が決まった主人公と旅行し、思い出だけで生きていこうとする。主人公が転勤し、最後は、経営するスナックの前で雪道でスリップした車にはねられ女性は死んでしまう。そしてまた同窓会の季節がくる。

第9回日本映画批評家大賞 受賞。小林薫、風吹ジュン、 中原徹監督

そんな艶っぽい話など無い我が高校の同窓会だが、今年は風邪でいけなくて残念。せっかくの休みだが図書館の視聴室でビデオ(コキーユ。仏語で貝殻。)をみて、静かに過ごす。