日が一番長い夏至の日。明け方、夢を見た。朝、会社に行く仕度をしていると、色々なことが思い出せない。危険だ・・・医学部付属病院の新患受付の前で、「アルツハイマーのようなので、見てほしい」と申し込んでいる自分がいた。

「それなら、神経科になりますが、外来は、月・水・金で、今日はやっていません。」そこを出て、大通りに出た。急に色んな忘れていたことを思い出したが、凄い頭痛が襲う。左に行けば会社。右に行けば、別の病院。342094b5.png


一人の自分が、右に行き・・・その後、会社を辞め、悲惨な生活を送っていた。・・・また気がつくと元の大通りに戻っていた。梅雨なのに、青空。通勤する人々がオフィス街へ足早に向かう。益々頭痛がひどくなり、吐き気、めまい、動悸。でも、まだやれる、そんな気もしていた。右へ行くか、左へ行くか・・・。もうすぐ会社が始まろうとしていた。

そこで目が覚める。ウォ~寝坊!急がないとほんとに出社が9時になる。慌てて会社へ向かう。でも、何故か、健康で会社に迎える、ただそれだけでも幸せなんだと、相変わらず忙殺の一日だったが、妙に幸福感に満たされ過ごした。

今日は、太陽の光が一番長く降り注ぐ日。足りるを知った感じがした。