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仙台も風の強い一日でした。仙台国際ホテルで斉藤一人さんや弟子の先生方の講演会があり、聞いてきました。

面白かった話のひとつが「目標設定は低いほど良い」ということ。

言葉どおり受け止めるると誤解をしやすいですが、今の目標は出来ない自分より高い事を目標にしていることが多い。それも人に合わせている、人の目を通した目標。

英語ができないとか、パソコンに詳しくないとか。

出来ないことは、出来ないという一つの才能、個性だから、自分にできたこと、それが目標ならば、既に成功者なのだから、成功者として自信をもっていれば、本当に必要となった時に知恵は出てくると。

高い目標は少なからず、劣等感、、気後れ、緊張を生み、その人本来の能力を出せないことになってしまうと。(必ずできると信じてやっている人は別だと思います。)

大企業相手に健闘している中小企業や隙間産業の社長もこんなプラス思考の人たちかもしれない。

それから、「人に褒められる努力はするけれど、人を褒める努力をしていない。」
これには少なからず頭が痛いですね。

迎合するのではなく、相手を尊重することって日常生活で出会う様々な人に対して出来ていないですね。

その根源は、出来ない自分を認めていないから、人の出来ないことも許せない。許せていないから人の褒めることが苦手なのだろうと思う。

いわゆる自分に対する様々な劣等感のなせる業であって、逆の言い方をすれば自分はこんなはずではないという「傲慢」な考え方で、一見「褒められる、認められる」努力をしている人が努力家で偉く見えるが、本当は「人を褒める、認める」努力をしている人の方が、より謙虚で偉いんだろうと考えさせられた話でした。