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人に勧められ、先日から読んでいるが、面白い。
「人と物とは繋がっている」と書いてあり不思議系の話にきこえるが、
身の周りのものは、何らかの自分の思いや意思があってストックされ、増えていくことを考えるとなんとなく納得してしまう。
その意思が停滞したり、思いが過っていたり、必要と思ったものがさほどでもないときに不用品となって溜まっていくのかもしれない。
ふと目に付いた目の前の本棚から手始めに、押入れのガラクタ、古い服など、選別ごみしながらゴミ袋に詰め込んだ。
何袋も一杯になる。
何年も使って無い辞書、読みかけてそのままになって興味が失せた本、転勤のときなどに貰った手紙、メール便出すのに便利だと思い取っていた紙袋、くたびれてきたTシャツ・・・。「何のために残しているんだろう」と自分に問いかけながら、『ありがとう』とお礼をいって感謝しては捨てた。
過度の執着のない精神状態には、惹かれるところがある。
50歳代も目の前、いつあの世からお呼びが来てもおかしくない年齢。
末期の癌患者5000人にインタビューしたアメリカのキューブラー・ロス女史も「この世に心配事や未練が無いことが、心安らかに、末期を迎えるための条件」だと分析している。
物だけのガラクタでなく、毎日の生活で溜まってくるガラクタな思い出も、出会いには感謝しても、後はドンドン捨てようと思う。
新鮮な空間で、新しいものが入ってくるスペースを作り、新しい生活を日々心がけたいですね。
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