
「H5N1型ウィルス襲来」岡田晴恵著 角川SSコミュニケーションズ。
今日、生まれて初めてインフルエンザの予防接種を受けた。もともと薬物アレルギーがあるので、針はどうでもないが、薬品を体内に入れるのは苦手。
ただ今年は三種のウィルスが大流行の兆しとか。前冬も気管支炎→インフルエンザ→ムコウズス菌中耳炎とドつぼのスパイラルだった。
中耳炎では2ヶ月以上も、針で刺したような痛みが続き、聴力がその間戻らなかった。
今年は、少し何とかしよう。冬も動き回る生活は今年も続く。
インフルエンザで体力が落ちたときに、鳥インフルエンザにでもかかったら、
死を覚悟しないといけないかもしれない。
人が免疫を持たない新型。1919年のスペイン風邪のときは、世界で6億人が感染、2500万人とも5000万人と言われる死者を出している。
毎年流行するインフルエンザと違い、10~40年毎に流行すると言われる。
100年前よりも人、物は世界中を超高速で動き回る。
~1億5,000万人の死者が世界中で出ることが見込まれている。
日本でも、4人に1人が感染し、最悪64万の死者を推計している。
火葬場で足りない場合、土葬。タミフルも数量不足のため、国が準備中のワクチン接種対象は、医療従事者とライフライン(電気、水道、ガス、食料供給、交通などの関係者)、警察など社会機能維持関係者を優先し、次に子供、老人に行うなど、心細くなるような対策案を国が考えている。
当面、うがいと手洗い。マスクの携行。2週間程度の食料、冬場のうがい薬、消毒薬、マスクなどの備蓄ぐらいを心がける必要があるのかも。
100年前には実経験していない人々の間での大流行。いつでも、何に対しても最初に動くのは5%の人、次に20%の人。大多数の人が動き出すときにはいつも後手に回るのが世の常。
平和な時代を生きてきて、ゆで蛙にならないようにしたい。
ゆで蛙:蛙を熱湯に放り込むと熱さのために、飛び出る。水の中に入れてゆでていくと、水の上昇に気づかず茹で上がって死んでしまう。
9.11テロの後、私のように自衛隊用の防毒マスクを鞄に入れて通勤していたサラリーマンは少ないと思う・・・いないかも。
日頃は前向きだが、危機管理は超マイナス思考なのです。
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