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(千葉県の三十三観音堂のひとつ)

因果、願い想いにより、周りに現実を呼び寄せる。

「因」は我、「願い」も我、

欲は捨てられないから、それを綺麗に出す。


言霊、きれいな言葉で、想いを出す。






先日の試合をふと、思い出しました。

最初に2点取られ、2点取り換えし、延長に。

最後は、判定で負けました。




試合のあとで、その方とお話する機会があり、

十数年続けておられる40歳の有段者の方でした。


お互い、どれがポイントだったか、

有効の基準が分からないまま、えっと思うような突きがポイントに。



試合用のカウントは違うのでしょう。

審判が、もっと突きの後、きちんと手を引くとポイントになるから

とのアドバイスもありました。


延長戦で、押せ押せ気分になった時点で、完全に統一体が崩れていました。


サンドバックと人は違う、人に合わせようと思った事も、


自分に出来る範囲で、という事から外れていたと思います。


動く相手でも、サンドバックと思えば、良かったかもしれません。


審判の方が、喫煙場所で声をかけてくださり、

「自分も昔出た事あるけど、試合経験を重ねないと

思うように動けないんですよね」




勝ち負けは、余り気にしていません。


自分がどこまで、出来ているか、その確認。


相手は、もうてっきり負けたと思っていたそうです。

それだけでも、二人にしか分からない事なので、とても、うれしいです。

ちょっと、「えへん」ですが。

師範の教えは有難いです。




統一体が体現できるよう、練習を重ねていくしかない、

という方向性、基本が大事と


腑に落ちる経験ができた気がします。