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(写真は、昨日の続き、松戸の自宅前風景。本記事とは無関係です。)

広島 震度5弱!の地震発生。

市内は、震度3、歩いていると、わかりませんでした。

広島には、地震はないという、変な常識がはびこり、

それが、今後の地震の活動期に入ると、

広島県人の命取りになると思っています。

この金曜日、25日に、ミニ講演会(西日本大震災に備えて)を行います。

社内とグループ会社内で。


プロジェクトチームが、立ち上がればと思っています。

その時に、話す一部です:

東日本大震災以前の話ですが、日本列島全域で大地震の活動時期に入りつつあるというのが、多くの地震学者の共通した見解です。

日本の国土面積は、地球上の0.25%ですが、近年10年間で発生したマグニチュード6以上の20%以上がの日本周辺で起こっています。

日本の地震の起こり方の特徴として、活動期、静穏期を繰り返す、南関東、関西でも、同じように繰り返しています。

過去を見ると、安政年間(1854~60年)の6年間の間に、20回もの大地震が多発した記録もあります。1854年12月の安政東海地震の翌日、32時間後に、安政南海地震が起こりました。両方ともM8.4。

周期的に起こる南海トラフの東海、東南海、南海にうち、1944年の東南海、2年後の南海地震が起こり、東海地震は、なんと、150年間も起きていないのです。

また、過去2千年の歴史を振り返ると、今回のように東北沖で巨大地震が発生した時は、首都直下地震が10年以内の間隔で必ず発生している。そして西日本を中心に巨大な破壊をもたらす東海、東南海、南海地震は、東北沖の巨大地震の4例中、実に3例において、18年以内に発生している。という。(産経新聞2011/11/21)

あれだけの巨大な地殻変動が生じた場合、その周辺の断層やプレートの境界面の破断が一気に連動する危惧が極限まで高まってしまうからです。そして、それらの巨大地震は、あろうことか、戦後、とりわけ肥大した三大都市圏を直撃し、被害総額も200兆円から500兆円を上回るほどの破壊をもたらすことが、科学的に予期されています。

業界が、初めて、直面する問題でもあります。
また、広島は、東京よりも、この30年間では、震度6以上が起きる確立は、高いのです。・・・。

こんな感じで、1時間弱、話してきます!


今度も、東北の被災地は、歴史的に後から見れば、西日本を救う為(高度成長期には、支える為)の犠牲だったのかもしれません。


東北らしいい、計らいかもしれないと思っています。

それにしても、先日は、千葉で、震度5強(帰るたびに揺れます)。


最悪に備え、最高を目指す。

生き残れる判断、生き残れない行動。

そんな、危機管理能力を問われる時代。

几帳面な、日本人魂の見せ所です。







今日の地震が、危機管理意識向上の追い風になればとも

思います。


多くの、犠牲、その人たちの命を、無駄にしないためにも。