平和公園にある国際会議場、地下2階。
アイエーイーエーと、ハイケア(広島のお医者さんたちの被爆放射線影響を調査する団体)が、
昨年、共同で取り組むことになり、
初めての国際シンポジュウム。
放射線の人体影響を一般向けに、解説してくれる。
原子力の平和利用とはいえ、リスクの拡大に繋がる推進派と
被爆地の医師が何故手を組むのかは、理解しがたいが
人道的な立場で、研究成果を広め、専門家を増やしたいのだろう。
300人の会場は、満席。
隣の老女は、主催団体のコマーシャルばかりだと嘆いていた。
でも、素人向けの解説は分りやすかったし、
この分野では、広島が世界のキーマンであることも
感じられた。
戦後からの多くの広島の医師のヒューマニズムも。
被爆による被害は、ゼロにはならない。
一般的に言われている何mmSv以下、という基準は
あくまでも、健康被害を出さないための目標値。
福島原発で、入院患者、介護施設入居者約2千人、
被爆、爆発による死傷者は、ゼロだったが、
避難途中、避難所での死亡者は50人も。
中国地区での唯一の原発、島根原発。
十キロ以内に、県庁、総合病院が集中し、
入院患者、施設入居者は各8千人。
大丈夫なんでしょうかね。
コメント