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広島平和記念資料館の公開講座を聴講してきました。

元広島陸軍病院医師の肥田舜太郎さんの講演です。

原爆投下前夜からの、奇跡的に無医村に少年の治療に

連れて行かれて、直撃を免れ、その後、

救援活動の生々しいお話をお聴きしました。

4日目からの、鼻、口、目からの出血。紫斑。

急性放射能症。

髪の毛が、束で抜け、泣き叫び、

その一時間後に、亡くなっていく女性たち。

その後、原爆を直接受けていないにも関わらず、

同じような症状。

今の医学では、放射能の被爆の影響を検査できないと。

でも、実際に、ブラブラ病と言われ苦しんでいる人たち。

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福島原発は、広島原爆でのウラニュウム、

長崎原爆でのプルトヌニュウムを、両方を合わせて使用しているそうです。

内部被爆で、原爆投下で起きたことが

再度同じことが起きると。

既に、九州でも、子供の鼻血、下痢の症状が起きているそうです。

日本全国、既に逃げ場が無いとしたら。

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人類の祖先が、海から陸に上がった時は

太古の地球の放射能に曝され、

その中で、抵抗力を持った人類だけが生き残ってきた。

被爆者は今でも21万人、生き延びている。

夜も活動をしだしたこの30年を除けば、

日の出から日没まで、

それに合わせて暮らしてきた。

胃液では分解されないので、

よくご飯も噛んで、唾液と混ぜて食べる。

腸をキレイにする。

そして遺伝子で受け継いだ免疫力を最大限に発揮する。

そんなことぐらいしか今は方法がないと、

今年95歳の内科医は話してくれました。

また、事故がなくても、放射能を出し続ける原発を

全て止め、未来の子供たちに何を残すべきか

問い掛けと、行動を呼びかけるのでした。


また、セシュウム137が引き起こす

心筋梗塞の話に、会場はどよめいていました。

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