広島城のお堀。
ここに隣接して「ひろしま美術館」がある。
ここで、上田宗箇を紹介する展示会をしていた。
生誕450年記念。
桃山時代の武将で千利休や織部とも係わった茶人、陶芸家でもある。
アニメ「へうげもの」のモデル。
戦場では常に一番槍。
なのに、敵を待つ竹やぶで、竹で茶杓を作ったりする。
生死のはざ間で。
素朴で、かつユニークで、真面目で。
関ケ原の合戦後、広島に移封した縁戚の浅野家の客分として、
この地で、過ごした事もあり、学生にも人気が高いようだ。
鎧に戦で受けた傷が数箇所残っていた。
仕事でバタバタする毎日。
命のやり取りをした戦国時代に
こんな落ち着きと、空間を心の中に持っていたことに
感動しました。
家元も、ヒロデン西広島駅から二駅のところにあるようです。
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