
世界遺産の宮島に、もうひとつ。
昨年、ラムサール条約で
保護されることになった
宮島トンボ。

数十万年前、大陸氷河で繋がっている時、
南中国で発生し、日本にも。
その後、氷河期が終わり、東シナ海、日本海が出来て
日本独自の個体に。
同種は、今や、香港と、この宮島だけに。

海水と、淡水が混じりあう沼地にしか生息でいない。
淡水だと、同じトンボ種の幼虫(やご)に食べられてしまう。

環境破壊は、弥生人が定住し出したころから。
この宮島は、神の信仰の島として、
原生林が残り、人の定住も許していなかったことから、
生き残った。

かつては、日本各地にいたトンボ。
人は環境に影響を与えないと、
生きられないのかも。
そんな自然に生かされている事に、
感謝することから
ですね。
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