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今朝の通勤電車、駅から乗り込むと、ラッシュ時間なのに、

3人掛けの優先席の 真ん中の席が空いていた。

ラッキーと思って座ろうとすると、奥に座っていた若い女性が、

腕でつきとばし、何やら抗議してきた。「何、考えてるの!」マスクしていて、

周りの騒音もあり、何を言っているか、 しばらく聞き取れなかった。

狂人か?

よく聞くと、どうやら、ペースメーカーを埋め込んでいると。

有名無実化しているこのマーク、守ったことはない。

席を離れて立ったが、釈然としない。

そうだ、電磁波カットのチップを携帯につけてるではないか、

自分は悪くないと。でもiPadはそのままだし。

だいたい、欧米と違い、電磁波カットを義務化していない日本の法律や

メーカーの怠慢じゃないか。交通機関でも、車椅子の乗客を乗降させる時のように、

もっと手を指し伸ばせるはずだ…と。

以前から彼女を見知った乗客が会釈をして隣席に座る。

「おじさんだけよ」 と彼女。

本人にとっては、毎日が命がけなのだ。 

マスクはしていても、なかなか美人だとわかる。

これが、脂ぎった中年オヤジだったら他の乗客とのトラブルリスクはもっと高いだろう。

日々、死の恐怖に怯え、それでも通勤して仕事しないといけない。

どんな気持ちで、これらの人々は電磁波の多い世間で生活しているのだろう。

喫煙マナーは守っているが…人の健康、命に無神経に影響を与えていた。

要は、自分が、このマークを真剣に 捉えて無かったのだ。

人の命に関わることですからね。

「優先席付近では、電源をお切りください。」のアナウンスも

殆ど聞き流していましたからね。

自分の愛のなさを急に目の前に突きつけられて、

至急対応すべきところ、

動揺してしまったのが、釈然としなかった原因だったかも。

考えさせられた朝でした。

しばらくは、優先席には、近づかないことにします。