確定診断までの時系列的な流れは、以下の通り。

・9月6日(月)泌尿器科初診
・9月13日(月)造影剤MRI
・9月16日(木)術前検査
・10月18日(月)PCR検査
・10月20(水)入院
・10月21日(木)生検
・10月22日(金)退院
・11月8日(月)検査結果
・11月30日(火)骨シンチグラフィ検査
・12月6日(月)骨転移の検査結果

生検は、全身麻酔で行い、会陰部から、針で前立腺の組織を採取。今回は20本取るとのこと。
薬物アレルギーがあるので、事前に検査し、大きな副作用はなかったが、抗生物質の点滴で。全身に赤い斑点が出た。
全身麻酔は、ガスを吸ってるうちに急に意識がなくなり、病室のベッドにうつされた途端に、ボンっとこの世に現れた感覚だった。
全身麻酔は、殆ど死んでいるような状態だと麻酔医が言っていた。
「我思う、故に我あり」、生とはそんなものかもしれないと、改めて思った。

痛みはなかったが出血は数週間続いた。
仕事は2週間休んだ。その間、利用度の高いお客さん2件は、スーパーの本部の人に代行してもらった。

で、生検の結果は、やはり癌。
20針中15針より癌が見つかった・悪性度を示すグリソンスコアは2~10のレベルではどれも9の高いものだった。PSAの値も高いし、ハイリスクな癌。

骨への明らかな転移はなかったが一部疑われる部位もあるとのこと。

手術を勧める担当医に対し、セカンドオピニオンとして、放射線科の意見を聞くことを希望した。
他の病院に改めて行くには時間的なゆとりはないし、同一病院であるとはいえ、専門医としての意見は当然聞けるだろうと思ったので、予約を入れた。