長崎に帰ったおり、自宅近くの県立美術館がベイサイドに移築され、その後に昔あった長崎奉行所をイメージして歴史博物館が出来ていたので、用事の合間に立ち寄ってみた。
美術館は勝山小学校と自宅の間にあって、その頃から学校帰りによく寄った。高校生の頃は、モネの絵を観た途端に、その魂の叫びみたいなものを感じて涙がでてきたこともあった。
歴史博物館には、そんなアート的なものは無かったが、1階の土産売り場に、うつし金蒔絵なるシールを売っていた。
「携帯、ガラス、パソコン、漆器・陶器、スポーツ用品・家具の傷消し」にご利用くださいと説明書きがあった。
金と銀の「昇り龍」があったので、今、連作中の「ぐい飲み」を渋く仕上げる小道具として、これは使えるかもしれないと数枚買い求めた。
仙台に戻り、自作の焼き物に張ってみた。張るだけで愚作を少しだけバージョンアップできた。
(追申)急に真夏日にが続きます。皆さんもお体ご自愛ください。自省より。
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