10日から仙台でも、映画「黒帯 KURO-OBI」が上映されたので、早速観にいった。
2007年モントリオール世界映画祭正式招待作品・・・意味、調べてませんが。
主人公の八木明人、中達也などは新人なのだけれど、各空手道連盟などに所属する有段者で俳優としては、初作品。
昭和初期、古からの伝統沖縄空手を継承していく3人の男。師匠の急逝により、一子相伝の証、師匠の「黒帯」が3人の手に残る。彼らの武術に目をつけた憲兵隊と手を組み、次々と道場つぶしをする弟子。空手は争うためにあらず、空手に先手なしと師匠の教えをかたくなに守る弟子。
最後に二人が対決。見守る残りの弟子。
「死国」、「8月のクリスマス」の長崎俊一監督。
「死国」は、昔いた高知県出身の坂東真砂子の小説で、年齢も同じことから、ファンレターを送り、「是非、映画化されるといいですね」と書いていたら、本当に映画にしてくれた監督なので、今回の映画を見ていても、点数高いのです。
静かな展開の中に、生死があり、信念があり、「精神(スピリッツ)」のみを描いていた。あんな蹴りが出来たらいいなの、新感覚の格闘技、アクション映画なのだが、セピア色した懐かしい感じのする映画だった。
最後に主人公の形があるが、それは、今練習している「セイパイ」だった。
こんな緩急の取り方もあるのかと新しい情報になりました。
来月は昇段試験。露骨のヒビももう少しで痛みも取れそう。月1回戻ったときの土日(午前・午後)を入れても、他の人とは練習量は4分の1以下。
でも、顔晴るしか、ないですね。
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