先週は、「切り絵」の展覧会に、昼休みを利用していってきた。
以前、ジャズバーでお会いした某女史の企画。
使い古しの社用封筒、包装紙が捨てられるのが勿体無いというのが、発想の原点。
豊かな日本。紙切れ1枚、何の感覚もなく捨ててしまう。
その昔、大変貴重だった紙。ふすま、障子など紙切れ1枚で、世界を分けて考えていた日本人。「紙一枚」の空間も「異空間」。さらに画家は紙に宇宙を描き、文筆家は、年月の営みを描く。
その紙が無造作に捨てられる現代。それらを{切り絵」として、素敵な想像力と表現力で再生させる彼女。(といっても、もう○○歳はこえているが、エネルギッシュ!、一夜干しは下げるフィッシュ?)
・・・人間にとって紙は宇宙船、タイムマシンにも匹敵する。・・・紙が与えた概念が、紙を離れて電気信号になりつつあるらしい・・・(添え書きより)
仙台の某伝統ある企業グループの社長さんだが、いろんなものに感謝し、感動しながら、自らも発動する素敵な人だと思います。
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