中国地方の山間部では、氷点下-17度の大寒波。
ずっこけ三人組も、防寒体勢です。
ぎっくりの腰おじさんも、ずっきりです(笑)
昨夜は、腰痛体操をしていたら、まだ、早かったのか
腰痛に(笑)。
日頃、ストレッチで、筋を痛めている人間らしい成り行きです。
でも、ズキズキで、折角のお休みに
閉じこもるのも、勿体無く、
杖をついて、廿日市の
木材港にある、木材利用センターまで。
宮島のある廿日市市は、けん玉を古くから作っているとのこと。
古代中国で考えだされたらしく、
西は16世紀にヨーロッパに伝わり、
フランス語では、ビルボケー、英語ではカップアンドボール。
1936年の仏映画「望郷」にも、けん玉が。女の子の遊び道具だったらしいです。
日本には、江戸時代に伝えられ、
1809年「拳会角力図会」(けんさらえすまいずえ)という本にも
載っているそうです。酒の席で遊ばれていたとか。
その後、児童の遊具、身体教育教材として。
廿日市は、古くから木材の集積地として栄え、
江戸時代は、傘用のろくろ細工を中心に栄えていました。
木材利用センターで頂いた資料によれば、
大正7年に、呉市の江草濱次氏が、明治期の
けん玉を改良した「日月ボール」(大小の皿のないもの)を考案し、
大正8年5月14日実用新案登録。
木工の技術のあった廿日市に製造を頼んだのがきっかけとか。
大正13年ごろから、昭和10年以降にかけ、世界中で流行したそうです。
昭和50年代も大流行し、廿日市市では年間30万個も、全国の50%製造していたとのこと。
なるほどな~で、勉強になりました。
1個、お土産用を購入。赤、青とあるが、
黄色が、新色とのこと。
練習用は、これよりも一回り大きい。
皿載せは、意外と3箇所とも簡単にクリアできたが、
剣先に穴を通す、「とめけん」は、20回目でやっと(汗)。
検定もあるそうで、本も何冊か置いてあった。
ここは、木工教室もあり、今度、来てみたいですね。
PS:後日談
「とめけん」も含め、翌日には、基本的なけん玉は
出来るようになったので、不思議。
もともと、膝でやるのがコツだそうですが、
まっすぐ上げる(空手の正中線)
力の流れの方向を、イメージする
そんな心身統一法的な考え方で、
基本的なけん玉は、クリアできたみたいです。
コメント
コメント一覧 (1)
実用新案としての特許も、広島県呉市出身の方が持ってます。
廿日市市は、あくまでけん玉”づくり”発祥の地としています。
廿日市市のホームページにも”けん玉発祥の地”とは書かれていません。
よく見てください。
”けん玉づくり発祥の地”とわざわざしています。
ウソ情報は発信しないようにしましょう。