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一人、またこの街に来ました。

親しい方とは、連絡を取らず、

不義理になりますが、

短い滞在では、失礼で、

「ついでに」なってしまいます。

今回は、自分なりに、この街に

微力でも役立てたら、という気持ちです。

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街は七夕でした。

自分が知っている限りでは

この6,7年では、一番、活気、

活きる気を感じました。

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荒浜地区。

遠くに、防風林だった松林の生き残りがみえます。

30万本あった松林は壊滅。

今は、浜風が年中凄いそうです。

4号線バイパスで、10数メートルの大津波は食い止められ、

その向こう側の800軒の住宅は全て流され、

それでも、侵入してきた数メートルの津波で

ここら辺りも瓦礫にうずもれたとのことです。

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重機でとりのぞいたものの、細かな瓦礫は、

畑の中に埋もれ、踏み固められています。

街が壊滅、農業も壊滅。

避難所から立ち上がったNPOのリルーツという団体が、

復旧、復興、やがては、町おこしまで、視野に入れた取り組みを

行っており、今回は、そこに1日だけですが

参加してきました。

避難所で外出が減った人優先で

家庭菜園も行っていて、ばらばらになった人達の

再会に繋がることもあるそうです。

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スコップの扱いもままならず、

酷暑のなかの作業でしたが、

お昼からは、落雷付きのスコール。

そこで、作業は中断でした。

全国から、ボランティアの方が老若男女集まり、

結構な人数でした。

作業結果だけで考えれば

身近な地域で求人すれば済むことですが、

想いと、効率は別物だと。

まだまだ、先の長い、草の根的な取り組み。

自分で出来る範囲で、

関われたらと思います。