仙台平野も、稲の刈取りが本番でした。
背中側では、復興住宅の工事が真っ最中。
荒浜地区で2000戸予定。荒浜をそのまま内陸に移すそうだ。
まずは、800戸。
ただ、着工したばかりで、完成率は、1割程度だとか。
農地から瓦礫を取り除き、復旧作業は、
この地区はほぼ終了。野菜販売や、
ヒマワリで、油を作るヒマワリプロジェクトなど、
復興はこれから。
仙台や、山形からの常連さんの他に、
半分は、関東や、今日は、鹿児島から一家族。
遠方からのボランティアは、非効率なのだが、
効率化の追求が、被害を大きくした感は否めないのだから、
敢えて、非効率でいいと思っている。
参加している学生や、社会人たちも、
福島も含め、今、日本で起きていることを
マスメディアや、ネットに因らず、
自分の目で理解したいという人も多い。
写真は、近くにある浪分神社。
1611年、慶長大津波で1700名の死者を出した際に、
津波がここまで来た証に、稲荷神社を移した。
3.11の時には、この先にも多くの民家があった。
1000年に一度のことを想定して
100年もない人生を送り続けるのは、
想定しないでも、それらのことが含有されている
仕組みづくりが、個人レベルに至るまで必要なんでしょうね。
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