ユースホステルを出て、福島市の飯坂温泉に向かいました。
老後を静かに自由に自立して、そんな老夫婦が営んでいました。
飯坂温泉は、3.11の翌日、3月12日(土)に行く予定にしていたのですが、
その1週間前に、大きな地震があり、
そろそろ、宮城県沖地震も近いかも、帰れなくなったら、
保険会社の社員として震災対応もできないし、と取りやめたのでした。
あの頃は、半年前から妙な胸騒ぎがして、用心深くなっていました。
今回も、7月31日から昨日まで、
宮城県沖で震度3の揺れが5回も起こっているのですが
あの時みたい妙な不安感はありません。
とはいえ、過去に2度も来ているのですが^_^
読書普及協会のイベント等でしたので、今回は、ゆっくり散策したく。
福島駅から、私鉄飯坂線で20分。
ヤマトタケルが湯治した言い伝えのある日本有数の古湯です。
この日は、37度の猛暑日。
駅横を流れる摺上川の勢いよく飛沫に涼感を感じます。
日本で最初にラジウムが確認された場所で、
原発事故と同じ県内というのも
不思議な気がします。
2、300円で入れる共同浴場が9つもあり、
名物の45度前後の源泉と、水で薄めた 温水の両方が楽しめる
浴場もあります。
まずは、その一つ駅から数分の波来湯(はこゆ) に。
脱衣所で、いきなり全身刺青の二人に
遭遇したのにはビックリでしたが。
確かに「…の方はご遠慮下さい」とは書いてなかったし^_^
次に行ったのが、鯖湖湯(さばこゆ)
日本最古の木造建築共同浴場(明治22年)
松山の道後温泉坊ちゃん湯(明治27年)より古い。
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