朝のラジオ番組で、作者が紹介されていた。
「普通」以外が異物化され、排除される社会に対する
一石を投じるテーマに、思わず、読んでみたくなった。
登場人物の紹介が、「坊ちゃん」を思わせるのんびり感と
大衆のなかの孤独が、「人間失格」的に感じたのが、
的を得たものかはわからないが、最後が自己肯定的で、
陽性な文章で、一気に読み終えた。
本を買って帰る途中、
駅前の広場に、なぜか、ヤギが。
猛暑続きだが、2階の部屋には、涼しい風が入るので、
昼下がり、寝転んで読めて、心地よいうちに、
過ごせる時間だった。
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