長崎の実家を解体したとき、家系に関するものを、一纏めにして、持ち帰ったが、そのままになっていた。
祖父、父母がそれぞれに記している。
祖父のには、「安政」の年号もある。
母のには、親兄弟が被爆の日に亡くなった日付が記されている。
父の軍歴も。
祖父は、小学校低学年の時亡くなった。オモチャのピストル向けたり、大げさに驚いてもらったり、いつも、眩しげに見ていてくれた。
孫に対する感情だったのだろうか。
同質の紙でこよりを作り、綴っている。
亡くなった祖先の時刻も、約○時○0分頃と記している。
手先が器用なだけでなく、真面目で誠実な人だったのだろう。どんな気持ちで五島を出てきたのだろうか。父との関係はどうだったのか。
家系を記したくなるのは、子孫に伝えようという作業なのだろう。いづれも私の年代以降に思い立ったようにも思える。明治の年号が表紙に記載されているが。
整理できたら、姉妹達にも送ろうと思う。
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