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人身事故で、一時間遅れで、仙台に到着。
ボランティア団体への顔だしは、明日に回し、時々覗く、古本屋へ。

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偶然、そこで、昨年亡くなられた仙台在住の小説家の遺作と、小説の会の追悼文を載せた会報を見つけた。

氏は、環境団体で大変お世話になっており、手を合わせる機会がなく、心苦しく思っていた。

これから、その団体と合流し、伊達政宗候が作った用水の上を歩くことになっている。

これも何かの巡り合わせと、会報を買い求め、店内でコーヒーを注文し、そっと手を合わせた。

震災前日、イベントのチラシの原稿の校正で、小説家らしく何度もメールを頂き、さすがに、それぐらいだったら自分で直したら良いのにと、閉口したのを覚えている。

夜中遅くまでかかり、4、5百枚印刷し、震災の朝、 メール便でその人に送ったのだった。

後日、無事に届いたことをしる。

そんなことを思い出したのだった。